小学４〜６年生はデコイの色鉛筆画の仕上げをしました。水や背景をサラサラ塗りで描いてから、額縁を作りました。リバーシブルの紙にカッターで切り込みを入れて、裏から色紙を貼り小さくてカラフルな窓にします。最初は直線切りで出来るカタチのみ。慣れてきたら四隅には曲線の模様も作りました。

小学1〜３年生クラスは、作って遊ぼう！ロケット作りでした。
新学期が始まって2週間が過ぎ緊張が取れてきて、かえって心と身体に疲れが出てくる頃かもしれません。だけど何かしたい！しなくてはいられない！そんな時に無心に手を動かして何かを作る、そして作ったもので楽しく遊ぶ。もっと面白くなるように工作やルールを工夫する。手作りのオモチャと遊びは明日の活力を生みます。*\(^o^)/*

幼児クラスは「絵の具であそぼう！」
絵の具の色にパワーを貰って冒険に出かける設定で、長い紙に絵を描きました。自分を描いてから、途中で仲間にしたい動物に出会い、好きな乗り物に乗り、お土産もゲットして、さあ何処に到着するのか？アドバイスはしますが、子ども達が自分で考えて物語を進めます。クレヨンで描いてから絵筆と共に物語の世界に入り、画面上を行ったり来たりしながら楽しみました。最後に巻物のように丸めて筒に入れました。筒はマスキングテープで装飾しました。

中学生クラスも色鉛筆で紙風船を描いています。小学生同様、1センチぎゅうぎゅう塗りで密度のある作品に仕上げていきます。影色を工夫して立体的に描くのはチョッと大変。
手前の高校生は色鉛筆で抽象画を描いています。

高学年クラスは色鉛筆画の二回目、早く描けた人は子鴨を増やしていきました。だんだん小さくして３羽４羽と描いた子もいました。色鉛筆が折れたり芯が減ったりしたら、自分で削るようにカッターの使い方を学びました。同時に削りカスを入れるゴミ箱を折りました。女子でも「折り紙苦手なんだよね〜」と言う子が何人かいてビックリ！折に触れて小学生でも折り紙テーマを入れていかなくては、と思いました。日本文化継承のためにもね。(^^;;

小学1〜３年生は合わせ絵を楽しみました。心理分析にも使われるデコルコマニーですが、デザインを学ぶ上での基礎分野のひとつでもあります。色々な色の絵の具を垂らしてから紙を閉じて、偶然できる混色や形の美しさを味わいました。出来た形を何かに見立てる事は、想像力を刺激する良い機会でもあります。垂らす時はゲーム感覚を味わいつつルールも守れるように、魔法の言葉がけをしています。(^_−)−☆
二枚合わせ絵をしてから三枚目は紙を傾けて絵の具の垂れで描く技法にチャレンジしました。最後に美しい模様を活かして、メモ帳を作りました。

幼児クラスは「ふーふーモアモア」という工作をしました。息を吹き込むと箱の蓋が開いて、長〜いオバケが出て来る仕組みです。子ども達は動く工作が大好き！そして人を驚かせるのも大好き！この制作も皆ワクワクしながら取り組んでいました。出来合いの箱を使うこともあるのですが、今回は子ども達が糊とセロテープで箱を組立てるところから始めました。油性ペンとシールで顔や模様を付けてから、箱の周りも一面づつ工夫してサインペンで描きました。限られた狭いスペースに絵を描くのも子ども達は大好きです。こじんまりしたスペースの方が肩の力が抜けリラックスして描けるのかもしれませんね。(^^)

中学、高校生クラスの油絵、抽象画が次々と完成してきました。紙をコラージュしたり、更に描き加えたりオリジナリティー溢れる作品になりました。指導者の予想をはるかに上回る発想に驚かされました。*\(^o^)/*

小学1〜3年生クラスはカーボン紙を使って、同じ絵が増える楽しさを体験しました。左右が逆転したり、紙のどの部分に描くと円になるのか？など試行錯誤しながら、思い思いの好きな絵や模様を描きました。色鉛筆を使う塗り絵にしたり、片方に描き加えて間違い探しにしたり、色々な楽しみ方があります。

幼児クラスは「自動車でおでかけ」クレヨンのぐじゃぐじゃ描き、専門用語で言うスクリブルのテーマで制作しました。幼児期は腕を自在に動かせるようになったら次に肘、手首、指先という順番で身体の発達段階がはっきりとしています。同時に絵画の発達段階もぐじゃぐじゃ描き期からグルグル円描き、円が閉じて丸になり単独円を描けるようになります。そうするとそれが人の顔や車になって、絵が描けるようになるのです。この絵画の発達段階は世界中の子ども達がたどる道なのです。不思議ですね〜！面白いですね❗️
カタチが描けるようになった年中年長さんでも時々スクリブルをすると、より一層手がスムーズに動くようになり更にお絵描きが楽しくなります。ストレス発散、情緒の安定にもつながります。新年度も折にふれてスクリブルテーマを入れていく予定です。^_^